今年の秋
10月に入り、優しい心地よい風が感じられる日ふえてきましね。
正直この秋、いろいろ周りの流れに気もちが就いていけてません。
母が今年に入り癌、Ⅳと診断され10月病院個室の部屋にはいりました。
本人は我慢しながら自覚症状あったかもしれない中、周りは気づけず急な事に感じています。
少しづつ覚悟は決めてながら、とても我慢強い母が身体の痛みを体を丸め、眉間に皺をよせる姿は言葉にできない。
気性が強く優しい母は昔から自分の弱いところをみせないように生きてきた。
面会も今、免疫力下がっているので身内以外は避け、部屋入る前消毒、マスク二重してみせる身内に、今自分におきていること、精一杯で戦いながら薬で意識が少し困惑しながらも気にしてくる。
「ありがとう。・・・またなんできたの」
「貴重な時間。もう帰りなさい。」と言う。
「もう少し」と言うと黙る。
そして「かえりなさい」と言う。
食べたいものは? してほしいことない?ときいても、ないと。
行き場がなくなる。
母の精一杯の強がり、心配りとわかってる分・・・。
まだ癌告知をうけた時ままならないとき、余りに私に何もさせない、頼らない母に車の中で少し口論になった。
「私はこういうふうにしか生きられない」
その口論のあと、そうボソっと静かに言った。
今もまだ、芯まで・・・。
私も最後まで不器用なままなのか。
そんな想い繰り返すたび、ヨガと出会えててよかったっと心いろいろおきる中おもえる。
呼吸に意識もてる。
秋の風や日差しが気持ちいいとおもえる。
月をみて綺麗とおもえる。
私はまだまだ余裕、力がある。
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